EDSA補修工事フェーズ2がマカティ・カロオカンで開始──在比日本人の通勤と住まい選びへの影響

2026年7月開始のEDSA補修工事フェーズ2をわかりやすく解説。マカティ・カロオカンの工事区間や作業時間帯、通勤や空港移動への影響、迂回のコツまで、在フィリピン日本人と進出企業が今すぐ動ける実務情報をまとめました。

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フィリピン永住権・マニラ在住13年以上 / 移住・ビザ・ビジネスを日本語でサポート

EDSA補修工事フェーズ2がマカティ・カロオカンで開始──在比日本人の通勤と住まい選びへの影響

EDSA補修工事フェーズ2がマカティとカロオカンで開始──通勤時間と引っ越し先えらびに、いま効いてくる話

フィリピンのDPWHが始めたEDSA補修工事フェーズ2について、マカティやカロオカンで暮らす在フィリピン日本人が知っておきたい通勤・移動・住まい選びへの影響と、現地での具体的な動き方を解説します。

2026年7月、フィリピンの公共事業道路省(DPWH)が、マニラ首都圏の大動脈であるEDSA(エピファニオ・デ・ロス・サントス通り)の補修工事、その第2期をマカティとカロオカンの区間で始めました。工事は原則として深夜帯だけの作業ですが、片側車線を部分的に閉じるため、通勤や送迎、空港への移動に少しずつ響いてきます。マカティ周辺で暮らす、あるいはこれから住まいを探す在比日本人にとっては、日々の移動時間と住まいえらびに直結する話です。本記事は2026年7月4日時点の公開情報をもとにしています。工期や時間帯は変わりうるため、最新の公式発表もあわせてご確認ください。


Part 1: このニュースが、あなたの暮らしにどう関係するか

このニュースの背景と、在比日本人にとっての意味

EDSAは、マニラ首都圏を南北に貫く片側5車線ほどの幹線道路です。マカティ、オルティガス、クバオといった主要なオフィス街や商業地区をつないでいて、多くの在比日本人が毎日のように通ります。ここが工事で一部でも狭くなると、渋滞がふだんより延び、移動時間の読みが立てにくくなります。

今回のニュースを一言でいえば、DPWHがEDSAの傷んだ路面を直す工事の第2期を、マカティ市のオレンセ付近とカロオカン市のモニュメント付近で始めた、ということです。工事の中身は、アスファルトの重ね舗装と、コンクリートの打ち直し、それに路面を削る作業です。うれしいことに、路面の作業は主に夜10時から翌朝4時までの深夜帯にかぎられ、日中の通勤時間そのものを直撃するわけではありません。それでも、部分的に車線が閉じられるので、朝方までに片づかなかった区間や、迂回する車が集まる交差点では、じわりと流れが悪くなります。

私はマカティで、家族4人が暮らすためのコンドミニアム(分譲マンション)の賃貸を支援したことがあります。新築の有名コンドで、家賃は月3.7万ペソ(日本円でおよそ9万円台。為替により前後します)。5件ほど内見してすぐ気に入る部屋が決まりましたが、契約書を交わすまでには2週間ほどかかりました。このとき強く感じたのは、マニラでは「間取りと家賃」だけでなく「どの道に面していて、通勤動線がどうなるか」が住み心地を大きく左右するということです。EDSA沿いや、EDSAへ出るまでの道が渋滞しやすい場所だと、たった数キロの移動に一時間かかることもめずらしくありません。今回のような工事のニュースは、まさにその通勤動線に関わってくる話なのです。

要点を整理する

本記事は2026年7月4日時点の公開情報をもとにしています。工程や時間帯は今後変わる可能性があるため、詳細は最新の公式発表をご確認ください。

項目内容
発表元・時期公共事業道路省(DPWH)が2026年7月4日に公表。金曜夜のSNS投稿で告知
何の工事かEDSA補修工事の第2期。マカティ市(オレンセ)とカロオカン市(モニュメント)が対象
作業の中身アスファルトの重ね舗装、コンクリートの打ち直し、路面を削る作業(ロトミリング)
完了予定2026年7月23日ごろまで
作業時間帯舗装は夜10時〜翌朝4時(月〜金)。舗装と打ち直しは夜10時〜翌朝4時(金〜月)
24時間の作業排水と歩道の改善(これは第1期のぶん)が終日おこなわれる
交通への影響車線の一部を閉じるのみで、ほかの車線は通行可。迂回路の利用が呼びかけられている

Philippine News Agency — 「EDSA rehab Phase 2 covering Makati, Caloocan starts - DPWH」(2026年7月4日) この表は情報提供を目的に、公開情報の事実をもとに作成したものです。詳細は上記リンクの元記事をご確認ください。


関連: マニラ移住後のインターネット事情|マカティのオフィス回線速度と契約の進め方 で詳しく解説しています。

Part 2: あなたの暮らしへの影響と、現地での動き方

在比日本人としての動き方

工事そのものは深夜が中心なので、あわてる必要はありません。ただ、車線が部分的に狭くなる期間は、いつもの移動時間が読みにくくなります。次のように動くと、余計なストレスを減らせます。

まず、自分の生活動線とマカティ(オレンセ)・カロオカン(モニュメント)の工事区間が重なるかを確かめましょう。通勤や送迎、買い物のルートがEDSAのこの区間を通るなら、当面は時間に余裕を持たせておくと安心です。

次に、深夜帯にEDSAを通る予定があるなら、その時間帯こそ舗装作業のまっただ中である点に注意してください。空港への深夜移動や、夜遅い帰宅で車を使う場合は、迂回路を頭に入れておくとあわてずに済みます。

そして、移動の予定は「早めに、余裕を持って」を徹底しましょう。とくに空港へ向かうときは、マニラ空港は世界の空港ランキングで下位に挙がることでも知られ、手続きものんびりしています。私はお客様に、慣れていない空港では早めに手続きしたほうがよいと必ずお伝えしています。道路工事で読みが狂う時期は、この「早め」がなおさら効いてきます。

やることフィリピン特有の注意点
自分の動線と工事区間が重なるか確認する対象はマカティ(オレンセ)とカロオカン(モニュメント)。ここを通るルートかどうかをまず見る
深夜のEDSA利用は迂回路を用意する舗装作業は夜10時〜翌朝4時が中心。空港への深夜移動などは代替ルートを頭に入れておく
移動は余裕を持って早めに出るマニラの渋滞は読みにくい。工事期間はさらに時間が伸びる前提で予定を組む
完了予定(7月23日ごろ)を目安に様子を見る工期は延びることもある。DPWHのSNSや現地ニュースで最新の告知を確認する
通勤重視なら住まいえらびにも反映するEDSAに出るまでの道が渋滞しやすい立地は、工事期でなくても移動が長引きやすい

よくある失敗と対策

ひとつめの失敗は、「工事=日中も大渋滞になる」と思い込んで、必要のない予定変更やキャンセルをしてしまうことです。今回の路面作業は深夜帯が中心で、車線も全部を閉じるわけではありません。

NG例:ニュースの見出しだけを見て、「マカティに用事があるけど、工事中だから今週は行かないでおこう」と予定をまるごと取りやめてしまう。

OK例:作業時間が深夜中心だと確かめたうえで、日中の予定はそのまま進める。ただし移動時間だけは、いつもより少し多めに見積もっておく。

ふたつめの失敗は、深夜にEDSAを使う移動で迂回路を用意せず、閉鎖区間にはまり込んでしまうことです。とくに空港への深夜移動でこれをやると、フライトの時間に間に合わないという最悪の事態になりかねません。

NG例:深夜1時に空港へ向かおうと、いつもどおりEDSAを走り出したら、舗装作業で車線が絞られていて動かなくなった。

OK例:出発前に工事区間と作業時間帯を確認し、EDSAを避ける迂回ルートを決めておく。空港へは、渋滞と手続きの両方を見込んで、いつもより早めに出る。

みっつめの失敗は、通勤動線を軽く見たまま住まいを決めてしまうことです。これは工事のときだけの話ではなく、マニラで長く暮らすうえでずっと効いてくる問題です。私がマカティでコンドの賃貸を支援したときも、家賃や間取りだけでなく、そのコンドがどの道に面し、EDSAへどう出るかまで一緒に確認しました。内見の同行や家賃交渉、契約書のチェック、通訳まで通しでお手伝いしましたが、いちばん喜ばれたのは実は「毎日の移動が思ったより楽だった」という点でした。

NG例:家賃と部屋のきれいさだけで即決し、住み始めてから毎日の通勤が渋滞まみれだと気づく。

OK例:内見のときに、朝夕の混む時間帯の道の様子や、EDSAまでの出やすさもあわせて確かめてから契約を決める。


関連: フィリピン移住の移動はGrabが定番|マニラでの使い方・料金・注意点 で詳しく解説しています。

Part 3: もっと深く知る

関連する用語・制度

DPWH(公共事業道路省)は、フィリピンの道路や橋、公共のインフラ整備を担当する政府の役所です。今回のEDSA補修工事の発表もこのDPWHが出しています。工事の告知は公式サイトだけでなく、DPWH首都圏事務所のSNS投稿でも流れることが多く、実際に今回の情報も金曜夜のSNS投稿から広まりました。急な車線閉鎖や工程の変更は、こうしたSNSがいちばんはやいので、通勤でEDSAを使う人はフォローしておくと役に立ちます。

EDSA(エピファニオ・デ・ロス・サントス通り)は、マニラ首都圏を南北に走る、片側5車線ほどの巨大な幹線道路です。名前は歴史上の人物にちなんでいますが、日常では単に「エドサ」と呼ばれます。マカティやオルティガス、クバオなどの中心地を結んでいて、専用のバス路線(EDSAカルーセル)も走っています。在比日本人の多くが、通勤や買い物でこの道のどこかを日々使っていると言っても大げさではありません。

ロトミリング(rotomilling/路面を削る作業)は、古くなったアスファルトの表面を専用の機械で削り取る作業のことです。今回の工事では、この削る作業と、新しくアスファルトを重ねる舗装、コンクリートの打ち直しがセットでおこなわれます。削っている最中の区間は路面が一時的に荒れることがあるので、バイクや自転車で通る人はとくに注意が必要です。

EDSAカルーセル(EDSA Carousel/EDSA専用のバス高速輸送)は、EDSAの中央付近に専用レーンを設けて走らせているバスの路線です。今回の工事のスケジュールにも「バスレーン(Bus Lane)」という言葉がたびたび出てきますが、これはこの専用バスレーンの区間を指しています。車を持たない在比日本人にとっては大事な足なので、工事でバスレーンが影響を受ける日は、いつもより時間に余裕を持って動くと安心です。


Part 4: よくある質問(FAQ)

Q. この工事で、日中の通勤も大渋滞になりますか?

路面の舗装や打ち直しといったメインの作業は、夜10時から翌朝4時までの深夜帯が中心です。日中に工事の重機が動きまわるわけではないので、通勤時間そのものが工事で埋め尽くされるわけではありません。ただし、朝までに片づかなかった区間や、迂回する車が集まる場所では、いつもより流れが悪くなることはあります。移動時間を少し多めに見ておくくらいの心構えで十分です。

Q. 工事はいつごろ終わりますか?

元の発表では、2026年7月23日ごろまでに終わる予定とされています。ただし、フィリピンの工事は天候や資材の都合で予定より延びることもよくあります。「23日にはきっちり終わる」と決めつけず、DPWHのSNSや現地ニュースで最新の告知を確認するのが安全です。

Q. 車を持っていないのですが、影響はありますか?

EDSAには専用のバス路線が走っていて、工事の日程にも「バスレーン」という区間が出てきます。バスを使って移動する人は、その区間が作業対象になる日はいつもより所要時間が読みにくくなる可能性があります。とはいえ深夜中心の作業なので、日中にバスを使うぶんには大きく困ることは少ないでしょう。念のため、早めに家を出る習慣をつけておくと安心です。

Q. 空港へ行く日にこの工事区間を通ります。どうすればいいですか?

深夜や早朝に空港へ向かう場合は、まさに舗装作業の時間帯と重なりやすいので注意してください。出発前にEDSAの工事区間と作業時間を確認し、EDSAを避ける迂回ルートを一つ決めておくと安心です。マニラ空港は手続きがのんびりしていることで有名で、私もお客様には慣れない空港では早めに手続きするようお伝えしています。工事で道が読みにくい時期は、その「早め」をいつも以上に徹底してください。

Q. これから住まいを探します。通勤のしやすさはどう確かめればいいですか?

家賃と間取りだけで決めず、そのコンドがどの道に面し、EDSAなどの幹線へどう出るかまで見ることをおすすめします。私がマカティで家族4人のコンド賃貸を支援したときも、家賃3.7万ペソという条件だけでなく、朝夕の道の混み具合や、EDSAへの出やすさをあわせて確認しました。内見のときに、混む時間帯の様子を実際に見ておくと、住み始めてからの「毎日がこんなに渋滞するとは」という後悔をかなり減らせます。


活用のコツ(3 Tips)

DPWHのSNSと現地ニュースを移動前にひと目チェックする 急な車線閉鎖や工程の変更は、公式サイトよりSNSのほうがはやく流れます。EDSAをよく使う人は、出かける前にさっと確認する習慣をつけておくと、渋滞にはまる回数がぐっと減ります。

深夜・早朝のEDSA利用には迂回ルートを一つ決めておく 舗装作業は夜10時から翌朝4時が中心です。この時間帯に空港や遠出で車を使うなら、EDSAを避ける代わりの道を前もって一本用意しておきましょう。当日あわてて探すより、はるかに落ち着いて動けます。

移動の予定は「いつもより余裕を持って」を徹底する 工事期間中は、たった数キロの移動でも読みが狂いやすくなります。大事な予定ほど早めに家を出て、空港へ行く日はさらに余裕を上乗せする。これだけで、遅刻や乗り遅れの不安がかなり軽くなります。


ボーナス: マニラ日本人サポートの活用法

EDSAの工事に限らず、マニラでの暮らしは「どこに住み、どう移動するか」で快適さが大きく変わります。マニラ日本人サポートでは、フィリピンの永住権を持ち自らマニラに移住した日本人が、移住やビザ、会社設立、現地生活のことを日本語でサポートしています。日本語だけで話が完結するので、英語や現地の事情に不安がある方も安心してご相談いただけます。

このテーマに関連して、たとえば次のようなことをご相談いただけます。

  • 通勤動線まで見すえたコンドミニアム(分譲マンション)えらびと、内見の同行・家賃交渉・契約書チェック
  • 空港送迎や移動ルートの相談など、渋滞しやすいマニラでの動き方についてのアドバイス
  • 移住後の暮らし全般(銀行口座の開設、携帯やネット回線の契約、各種手続きの同行・通訳)

初回相談は無料です。まずはお気軽にご相談ください。


参考・出典

この記事を書いた人

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運営者 / フィリピン永住権を持つマニラ在住の日本人

  • 東京都出身・生粋の江戸っ子(3代目)
  • フィリピン永住権を取得し自らマニラへ移住(在住13年以上)
  • 移住・ビザ・会社設立・現地生活を実体験
  • 相談から定着まで日本語で一貫サポート

フィリピン永住権を持ち、自分自身がマニラに移り住んだ日本人です。ビザ・住まい・銀行・役所など、はじめての土地でつまずきやすいところを、自分の経験と現地の人脈で一つずつ解きほぐします。記事は「現地で実際にどうなのか」を等身大でお伝えします。ご相談は初回無料・日本語だけで完結します。

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