マカティ移住の住まい選び|日本人に人気のコンドミニアムエリアと賃貸相場
マニラ・マカティへの移住を考える人向けに、日本人に人気のコンドミニアムエリアと家賃相場、賃貸の進め方や現地の注意点を紹介。サルセド・レガスピ・ロックウェルの特徴や初期費用の目安まで、現地在住の視点でわかりやすくまとめています。

要約
- マカティで日本人に人気なのはサルセド・ビレッジ、レガスピ・ビレッジ、ロックウェル・センターで、便利さ・落ち着き・高級感と、それぞれ性格が違います。
- ワンベッドルームの家賃は月₱35,000前後からが目安で、ロックウェルなら₱90,000ほどまで幅があり、契約時は初期費用として家賃の3〜4か月分を見ておくと安心です。
- 内見の遅刻や外国人向けの高めの提示、回線の不安定さは起きやすいので、事前に相場を調べ、信頼できる人に間へ入ってもらうと落ち着いて対応できます。
マカティで暮らそうと決めても、どのエリアを選べばいいのか迷う人はとても多いです。ビジネスの中心地というイメージはあっても、住む場所として見るとエリアごとの雰囲気はかなり違います。せっかくの海外生活なので、自分の暮らし方に合った場所を選びたいところです。
日本人に人気と言われるエリアにも、それぞれ向き不向きがあります。この記事を読めば、代表的なエリアの特徴や家賃の目安、選ぶときの注意点が一通り分かります。
エリア選びでつまずきやすいところ
| つまずきやすい点 | 起きやすいこと |
|---|---|
| 見た目で判断できない | 静かさ・治安・雰囲気が地図からは読み取れない |
| 家賃だけで決める | 通勤や買い物が不便だとあとで気づく |
| 「日本人が多い」で選ぶ | 自分の生活リズムと合わないことがある |
初めてマカティで部屋を探すとき、多くの人が「どこも同じように見える」という壁にぶつかります。地図を見ても、そのエリアが静かなのか賑やかなのか、治安がどうなのかまでは読み取れません。
家賃だけを見て決めてしまい、あとで通勤や買い物が不便だと気づくこともよくあります。日本人が多いと聞いて選んだのに、実際は自分の生活リズムと合わなかったという声も少なくありません。情報が断片的だと、判断の基準そのものが持ちにくくなります。
関連: マニラ・マカティの治安は実際どう?現地在住者が教える安全なエリアと防犯対策 で詳しく解説しています。
なぜマカティの住まい選びは難しいのか
| 難しくなる理由 | 内容 |
|---|---|
| 狭い範囲に多様なエリア | オフィス街の隣に住宅街があり雰囲気が急に変わる |
| オーナーごとに条件が違う | 同じ建物でも家賃や条件が一律ではない |
| 日本語の最新情報が少ない | 比較の基準を持ちにくい |
マカティは小さな面積のなかに、性格の違うエリアがぎゅっと詰まっています。オフィス街のすぐ隣に住宅街があり、少し歩くと雰囲気ががらりと変わることも珍しくありません。
さらに、フィリピンでは同じコンドミニアムでも部屋のオーナーごとに家賃や条件が違います。日本のように「この地域の相場はいくら」と一律には決まっていないため、比較がしづらいのです。加えて、日本語で読める最新の情報が限られていることも、迷いを大きくする一因になっています。
人気エリアと部屋探しの進め方
| エリア | 雰囲気・特徴 | ワンベッドルーム家賃の目安(月) |
|---|---|---|
| サルセド・ビレッジ | 飲食店・スーパーが徒歩圏で便利 | ₱35,000〜₱60,000 |
| レガスピ・ビレッジ | 公園が多く落ち着いた雰囲気 | ₱35,000前後〜 |
| ロックウェル・センター | 高級感と高いセキュリティ | ₱50,000〜₱90,000 |
日本人によく選ばれるのは、サルセド・ビレッジとレガスピ・ビレッジ、そしてロックウェル・センターの周辺です。それぞれの特徴を知っておくと、自分に合うエリアが絞りやすくなります。
日本人に人気のサルセド・ビレッジやロックウェル周辺には高層コンドミニアムが集まっています
サルセド・ビレッジは、飲食店やスーパーが徒歩圏に集まる便利なエリアです。週末には公園でマーケットが開かれ、生活しながら人とのつながりも作りやすい場所として人気があります。ワンベッドルームの家賃はおおむね月₱35,000〜₱60,000ほどが目安です(日本円で約9万〜15万円ほど、為替により変わる概算です)。
レガスピ・ビレッジは、サルセドの隣にありながら少し落ち着いた雰囲気を持つエリアです。緑の多い公園があり、静かに暮らしたい人や家族連れに向いています。家賃の水準はサルセドと近く、ワンベッドルームで月₱35,000前後から見つかることが多いです。
ロックウェル・センターは、高級感のある街並みと大型モールが魅力のエリアです。セキュリティのしっかりした物件が多く、その分だけ家賃は高めで、ワンベッドルームでも月₱50,000〜₱90,000ほどになります(日本円で約13万〜23万円ほどの概算です)。落ち着いた環境を優先したい人に選ばれています。
部屋探しの進め方としては、まず住みたいエリアを2〜3か所にしぼることから始めます。次に、不動産エージェントや物件サイトで候補を集め、必ず内見をしてから決めるようにします。
契約のときには、家賃のほかに保証金(デポジット)と前家賃が必要になるのが一般的です。目安として、保証金2か月分と前家賃1〜2か月分をまとめて求められることが多いため、初期費用は家賃の3〜4か月分を想定しておくと安心できます。
実際に、マカティで家族4人が暮らすコンドミニアムの部屋探しを手伝ったことがあります。新築の有名なコンドで、家賃は月₱37,000、前家賃と保証金で家賃2か月分、仲介手数料は家賃の10%ほどでした。5件ほど内見してすぐに気に入る部屋が見つかりましたが、契約書を交わすまでには2週間ほどかかりました。このときは内見の同行から家賃の交渉、契約書のチェック、通訳までまとめて対応しました。
関連: マニラのコンド売れ残り8万2,900戸で過去最多——在比日本人の賃貸・購入判断のポイント で詳しく解説しています。
現地で実際に起きることと備え方
| 起きやすいこと | 対処法 |
|---|---|
| エージェントが時間どおり来ない | 予定に余裕を持ち連絡が取れる状態にしておく |
| 相場より高い家賃を提示される | 同じ建物の家賃を事前に調べて妥当性を判断する |
| ネット回線が不安定 | 内見時に通信速度を確認し代わりの回線も聞いておく |
内見の約束をしても、エージェントが時間どおりに来ないことは珍しくありません。イライラする前に、予定は少し余裕を持って組み、当日は連絡が取れる状態にしておくと落ち着いて対応できます。
内見では通信速度や設備を実際に確かめておくと安心です
外国人だと分かると、相場より高い家賃を提示されることもあります。事前に同じ建物の家賃をいくつか調べておけば、提示額が妥当かどうかを自分で判断できます。おかしいと感じたら、その場で契約せず一度持ち帰る姿勢が大切です。
コンドミニアムによっては、インターネット回線が不安定なこともあります。在宅で仕事をする予定があるなら、内見のときに実際の通信速度を確かめたり、近くに代わりの回線があるかを聞いておくと安心です。こうした点を一つずつ押さえておけば、大きなトラブルはかなり防げます。
賃貸には当たり外れもあります。以前に賃貸を手伝ったお客様の部屋では、入居して1年ほど経ったころから、別の内見希望者が管理人と一緒にマスターキーで部屋へ入ってくることがありました。在室中だけでも5回ほどあり、契約に含まれていたケーブルテレビも途中で使えなくなってしまいました。オーナーや管理人に対して言うべきことをきちんと伝えられる人が間に入るかどうかで、こうした対応は大きく変わります。
退去のときにも注意がいります。あるお客様の退去では、契約では1か月以内に返るはずの前金と保証金が、実際に戻ってきたのは2か月後でした。オーナーは手渡しで返そうとしましたが、こちらの口座へ振り込んでほしいと伝えたところ、その通りにしてくれました。返金が遅れるのはフィリピンではよくあることなので、慌てず冷静にお願いするのが得策です。
どのケースも、事前に知っておけば落ち着いて動けることばかりです。信頼できる人に間へ入ってもらえれば、こうしたトラブルの多くは避けられます。
関連: フィリピン移住の生活費|マカティで暮らす日本人の1ヶ月の費用を徹底シミュレーション で詳しく解説しています。
よくある質問
Q: マカティのなかで、一番日本人が多いエリアはどこですか?
A: 特に多いのはサルセド・ビレッジとレガスピ・ビレッジの周辺です。日本食レストランや日系のお店も近く、生活の面で安心感を得やすいエリアになっています。
Q: 家具付きの部屋は見つかりますか?
A: はい、マカティのコンドミニアムは家具付き(ファニッシュド)の部屋がとても多いです。ベッドや冷蔵庫、洗濯機などがそろっている物件も多く、身軽に移り住みたい人に向いています。
Q: 車がなくても生活できますか?
A: 中心部のエリアなら、徒歩とタクシー配車アプリで十分に暮らせます。スーパーやモールが近い物件を選べば、日常の買い物で車が必要になる場面はほとんどありません。
Q: 短期の滞在でも部屋は借りられますか?
A: 借りられますが、契約期間が短いほど1か月あたりの家賃は高くなりがちです。半年から1年ほど住む予定があるなら、通常の賃貸契約のほうが割安になることが多いです。
まとめ
マカティは、エリアごとに雰囲気も家賃も大きく変わる街です。便利さ重視ならサルセド・ビレッジ、落ち着きを求めるならレガスピ・ビレッジ、高級感と安心感ならロックウェル・センターと、自分の優先順位で選ぶのがおすすめです。
優先順位を決めて選べば、自分に合った住まいがきっと見つかります
部屋探しでは、エリアを絞ってから内見をし、初期費用や現地ならではの注意点まで見越して動くと失敗が減ります。焦らず一つずつ確認していけば、自分に合った住まいはきっと見つかります。
とはいえ、初めての海外での部屋探しには不安がつきものです。エリア選びや契約のことで迷ったときは、マニラ日本人サポートの無料相談を気軽に活用してください。現地に暮らす日本人の視点から、あなたに合った住まい選びを一緒に考えます。
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